今回は性格の不一致が原因でストレスが溜まり、ギャンブルへの逃避や妻に対するモラハラを行ってしまった方の離婚体験談です。
体験談の方のプロフィール
プロフィール(男性)
- 職業 会社員
- 現在の年齢 36歳(2021年2月現在)
- 離婚時の年齢 29歳
- 結婚期間 2010年3月~2014年6月まで
- 子供 あり(離婚時は3歳)
- 親権 相手
- 離婚種別 協議
- 養育費 なし(その後調停で月3万円に)
- 慰謝料 なし
- 財産分与 なし
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元妻との出会い
社会人1年目の時、会社の女性たちが当時ハマっていた婚活パーティーに若手男性社員も誘われて参加しました。そこでカップルとして成立したのが元妻です。
私のタイプとは違うヤンキー風で、言葉使いも丁寧とは言えない女性でしたが、何となく惹かれました。
案の定といいますか、後に親へ紹介した際も印象が悪く、別れを意識していましたが、子供ができたことにより結婚しました。いわゆるできちゃった結婚です。
離婚を意識した理由
子供が生まれてから1年ほど経つと、夫婦の営みがなくなったことからお互いがすれ違うようになり、時を同じくして妻がほとんど家事をしなくなりました。家に帰っても夫婦らしい会話もなく、子供だけでつながっている感じです。
当時私のみ働きに出ており、妻は専業主婦だったのですが、子供の保育園の送り迎えもマチマチで、日中もほぼ寝て過ごすという生活を送っていました。今考えると私がもっと家事等をこなして、その背中を見せればよかったのでしょうが、当時は家にいるのに何もしていないという印象だけで苛立っていました。
また、離婚に向けて坂道を下っている際、何度も話し合いの場を持とうとしましたが、全く受け入れられませんでした。
子供のために仮面夫婦でもいいから続けようと提案しましたが、一度決めたら気持ちは変わらないの一点張りで、あぁこれはもう話し合いすら無理だなと思いました。
離婚までの経緯、その過程での悩み
【元妻の性格】
嫁はバツイチでした。婚活パーティーで出会った際の印象とも相まって、「こんな子でも幸せになれる」「俺が幸せにするんだ」というどこか正義感のような同情心のようなもので付き合い、親や周りから反対されても頑として別れませんでした。
しかし、付き合っているころから紹介したバイトも無断欠勤するなど、ルーズな部分は感じていました。結婚してからさらにその兆候が目立つようになり、衝突が増えました。
【離婚の原因】
結局は元妻から離婚を切り出されました。理由は私のモラハラとのこと。私が口を開けば「普通に考えて」や「それくらい分かるだろ」などの発言をしていて、常にバカにされている気分だったと。
もちろん私にその意識はありませんでした。他人から見られても恥ずかしくない妻でいてほしいという思いが強かったのと、どこかで俺が救ってやったんだという驕りがあったのだと思います。
また、日々のイライラから私がギャンブルにハマり、キャッシングを繰り返していました。私が家の財布を握っていたため、妻は気づいていたかは分かりませんが、何かにつけパチンコ屋へ行っていた私に愛想をつかしたことも大きい原因だと思います。
【元妻の背景】
元妻の親もバツイチ、姉もバツ2でした。もちろんみんながそうだとは思いませんが、女性だけでも生活できるというモデルケースが近くに存在し、元妻の場合もバツイチだったこともあり、お互い話し合って解決するということから逃げているような節はありました。
【一番の悩み】
やはり子供です。正直夫婦の会話や営みが無いなどは耐えれると思っていました。私も少し古風な考え方を持っていたため、「離婚」についてかなり嫌悪感を持っていました。世間からの目というよりも純粋に子供には両親がいるものが当たり前と思っていました。それが聞き入れられない。今後子供は親がいない状態になってしまう。それが本当に辛く、どうしても避けたかったです。
離婚後良かったこと、悪かったことなど
【良かったこと】
今では高校の時に片思いしていた女性と結婚でき、幸せな生活を送っています。
元妻の子供もとても可愛がってくれ、月に2~3度ほどのお泊りにも喜んで受け入れてくれています。
【悪かったこと】
当時私にもキャッシング等の借金があるため養育費が払えない旨を話し、元妻の方もお金というよりとりあえず早く別れたいという思いが強かったため、養育費は無しという話になりました。
私の借金が終わったら養育費の支払いを開始しようと思っていた矢先に数年後元妻の方から調停の手紙が届きました。
支払い開始の時期だけを調整し今では当然支払いをしていますが、私としては話してくれればいいのになぜ調停という手続きを踏んだのかに対して不満がありました。
離婚後の現状
上記記載のとおり、現在では新たなパートナーと結婚し、幸せな生活を送っています。
元妻との子供にも定期的に会えていますし、慰謝料の他、子供のために積立もしています。分かれてすぐに子供を預かった際「なんであんな人と結婚したの」と元妻のことを泣きながらに相談してきたときには胸が締め付けられ、本当に申し訳なく思ったのを覚えています。
今では仕事もし、ご飯も作ってくれると楽しそうに話しており、一安心しています。
離婚を考えている方へアドバイス
私は25歳の時にできちゃった婚をしました。
今となってはそれも一つの形だなと受け入れることができますが、私の場合、親からも周りからも反対された結婚でした。
離婚した際に強く思ったのは「やっぱり周りの大人たちの意見は聞かないといけなかったな」です。
相当な覚悟を持って、未来まで想像し、結婚するならいいと思います。私はそこまでの覚悟がないにも関わらず、流れで結婚してしまいました。
自分にバツがつくなどは本当にどうでもいい些細なことです。一番不幸なのは子供です。
しっかり子供にもやりたい人生を歩んでほしいと思っていますので、できる限りの援助はこれからもしていきます。
皆さんも最愛の相手と、今後一生連れ添うことができるか、リアルな「想像」をしてください。
少しでも迷いがある時期は一歩進まない勇気も必要だと思います。
今は多様な付き合い方があります。
決して勢いで進むことなく、未来の子供を守ること、パートナーと、あなたの心を守ること、を真剣に考えてほしいと思います。
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まとめ
今回の体験談のまとめ
- 離婚を意識した理由
・結婚後、夫婦の会話、営みが無くなり、元妻の家事なども疎かになったため - 離婚までの経緯
・夫婦関係の悪化から、ギャンブルに逃げてしまう
・その結果、元妻から離婚を切り出され、協議離婚 - 離婚後良かったこと
・新しい生活を送れ幸せになることができたこと - 離婚後悪かったこと
・借金の返済後に養育費の支払いを行おうと思っていた矢先に、元妻から調停での支払い申請がきたこと - 離婚後の現状
・新しいパートナーと出会い、幸せな生活を送っている - 離婚を考えている方へアドバイス
・離婚を考える際には周りの意見を必ず聞くこと
・離婚に対し少しでも迷いがある場合は、一歩進まない勇気も必要
・感情に任せて、勢いで行動はしないでほしい
・もしお子さんがいる方は、自分のことなど考えずに子供の幸せを一番に考えてほしい
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