DV・離婚体験談｜DV相談センターに電話するも解決せず！？最後は夫の会社に直談判

今回は夫の浮気やDVが原因で離婚をされた方の体験談です。

体験談の方のプロフィール

元夫との出会い

小、中学の同級生で、社会人になり通勤中にばったりと再会から交際に発展しました。

離婚を意識した理由

子どもの保育園入園が決まり、私の仕事も決まり収入が得られるようになると自分1人でも生活出来ると感じ始めた頃、もう離婚しようと思い始めました。

離婚までの経緯、その過程での悩み

私は授かり婚でした。

出産前から朝帰りなどはあったのですが、産後1ヶ月目に自宅に帰った時に、連絡が付かない、朝帰りの事などで、大げんかになると、生まれたての子供がいるにも関わらず、自宅のありとあらゆる物に辺り散らしら暴れ回りガラス等も飛び散るような状態になりました。

それがキッカケの様な感じとなり、喧嘩になると度々暴れ回り物を壊すという状態になっていました。

その度に、私が実家に帰り子どもを預けて片付けて機嫌が落ち着くまで待つ。という生活でした。それでもその当時は、初めての子育てに家事に、私も必死で、離婚は本気では考えてはいなかったと思います。

次第に帰宅することも少なくなっていき、警察に通報される程の喧嘩に発展する事もありました。突き飛ばされ、全身に内出血が出来る事もありましたが、私も掴んだりはしていたしので、DVとは思っていませんでした。

DV相談センターへ電話してみた事もありますが、内容を淡々と聞くだけで特に解決は出来ませんでした。

警察にこちらから逃げ込んだ事もあります。シェルターに入るには厳しい条件が色々とあり、諦めました。

近所の公園に行くと周りは幸せそうな家族も多かったので、見るのも話すのも辛かったです。

家族の為に頑張って働き、給与管理も全て任せてくれていたので、そういった点もあり離婚はあまり考えてなかったのかもしれません。どうしていいのかわからない部分が多かったのだと思いますが。

しかし、ある時の喧嘩で子ども(年子で２人います)の前で私に馬乗りになって殴られました。

小さかった子どもも大泣きで、完全に悪者になったと感じた元夫は、そこから一切帰らず、残されたパソコンには浮気相手とのやりとりのメールがあり、さらに給与の振込も無くなりました。子供手当や実家からの支援で繋いでいました。

元夫の会社社長へ連絡し、すぐに振込先変更していただき、生活費だけでも入れてもらえる様に対応していただきました。

生活費のみですので、家賃が払えず、退去勧告通知が届き、夜逃げの様な形で実家へ避難しました。
そういった所で、もう離婚するしかないんだなと思い始めていたと思います。

会社を訪ねて離婚届けを記入してもらい、何の話し合いもほぼせず、離婚届けを提出しました。

離婚後良かったこと、悪かったことなど

離婚届けを提出してから、私の戸籍を作り子どもを私の戸籍に入籍させる為に家裁に行かないといけなかったことや、児童扶養手当を申請するのに民生委員や区役所の担当者に根掘り葉掘り聞かれて説明しないといけなかったことが大変でした。

子どもの事について、一人で考えないといけない事が結構負担に感じます。

帰ってくる時間やご飯のことを気にしなくてよいことや、家が散らかっていようが自分のタイミングで何でも出来るところ、精神的に楽で気持ちが安定しているところは本当に良かったと思っています。

離婚後の現状

離婚した当初は子どもも小さい為に、フルタイムアルバイトの生活でしたが、今は正社員となり扶養手当も市から支援していただきながらある程度安定した生活を送れています。

離婚を考えている方へ具体的アドバイス

私の場合は、元夫から養育費や慰謝料を取るのも無理だと諦めていましたが、出来るなら貰えるものはもらっていた方がいいので、公正証書の作成をして、金額の取り決めをきっちりするべきだと思います。

今は自治体によっては、自分の代わりに養育費を請求してくれるところもあるみたいです。

生活しながら、色々なことを考えたり調べたり動いたりするのは大変ですが、用意周到にしておいた方が後々負担が少ないと思います。

まとめ