今回は性格の不一致が原因で離婚調停をされた方の体験談です。
体験談の方のプロフィール
プロフィール(男性)
- 職業 通信業
- 現在の年齢 29歳(2021年1月現在)
- 離婚時の年齢 28歳
- 結婚期間 平成30年10月〜令和2年6月まで
- 子供 あり(離婚時は3歳)
- 親権 相手
- 離婚種別 調停
- 養育費 月2万円
- 慰謝料 なし
- 財産分与 なし
元妻との出会い
私の友人の知り合いで会食にたまたま来ていたのが出会いになり、そこから1年交際し子供を授かり結婚しました。
離婚を意識した理由
1、性格の不一致
結婚生活2年目の秋頃とあることをきっかけで、相手のことを信じることができなくなったり、ストレスを感じることが激しくなったことで離婚を意識し始めました。
結婚生活のストレスは夫婦共に感じていることでしたが、私はそのストレスを友人や親戚に話そうとは思わず自分の中で解決して我慢して生活していました。
2、SNSで悪口の投稿を発見、元妻への不信感
子供もいましたので不要な喧嘩はあまりしたくありませんでしたが、私がたまたまSNSを利用していると元嫁の投稿があり見てみたら、SNS上に私の悪口を投稿 をしていた事が発覚しそれも結婚してから投稿されて何百人の人に自分の生活を晒していました。 私はそれを見た瞬間、今まで私はこのような人と毎日生活してたのかと虚しくなりました。
「なぜこんなことをしているの?」と聞いてみたところ「これは私のストレス解消です。」といい「このようなことはやめてほしい」とおねがいしてもやめないと受け入れてくれませんでした。
私はこれがストレス解消になるのか?また、このような悪口を他人に見せて何も思わないのか?と理解が全くできませんでした。
次の日また見てみようと思い元嫁の投稿を開こうとしましたが、私が見れないようにブロックされていることがわかり、ブロックすることは私に見られてはいけないことなどあると感じ、そこから元嫁のことを信じることができなくなりました。
3、喧嘩を機にお互いの不満が爆発し離婚へ
しかし子供もいましたので、私が我慢すればいいと思って生活していましたが、自分でも知らないストレスが溜まってたのか、とある夫婦喧嘩の時に爆発しお互いつもりにつもったストレスの限界で離婚を決意することになりました。
調停離婚から成立までの経緯、その過程での悩み
当初は協議での離婚を望んでいました。しかし、話し合いでは中々進展しませんでした。
私の場合は元妻と養育費のことで揉めていました。
私も離婚したら一人暮らしをしないといけないため、私の給料ではこのぐらいしか払えないと主張しましたが、 わかってもらえずその上無理な金額を請求してきたので口論となり、二人で話あっても冷静に話すことができないと感じ、第三者を入れて話し合いをしようと思いました。
ただ、第三者として身近な親や友人を入れて話し合いをしたところでお互いの味方になり話し合いが拗れそうなので、結果的に家庭裁判所で調停離婚をすることになりました。
私達の場合、離婚は確定していましたので裁判所で話す内容は、養育費、面会交流のみで、私も自分の考えをまとめて調停員の方に話したため、上手くまとめてもらい特に揉めることもなく調停当日にお互いが納得いく内容で離婚が成立しました。

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離婚後良かったこと、悪かったことなど
良かったこと
離婚後良かったことは、元妻との結婚生活のストレスがなくなったことです。
また、 結婚生活ではできなかったことや相手に縛られることも無くなったので、自分の趣味や旅行にいけるようになったこと、この2つが離婚をしてよかったことです。
いらないストレスがなくなり精神的にも安定できる、結婚生活ではできなかった自分の趣味ややりたいこ とが自分の意思でできるようになりその点はよかったと思いました。
悪かったこと
悪かったことは、一人暮らしになり家事を全て自分でしないといけない、一人なので孤独感を感じてしまう、子供の成長を見届けることができないこと、この3つになります。
今までは夫婦二人で役割分担ができましたが、一人暮らしになると家事を全て自分でしないといけなくなりその分自分に負担がかかり大変になりました。 一人暮らしになったので家に帰っても誰もいないし、ご飯も一人で食べることから孤独感を感じて気持ちも沈んでしまう、それに子供の成長を見届けることができないこの3つが離婚をしてよくなかったこ とです。
離婚後の現状
離婚当初は何もやる気がなくなり毎日が精神的に辛い状態で人と話すことも避けており、毎日過ごすことが苦痛になっていました。 子供とも一緒に過ごせない、成長を見届けれないなどの気持ちが自分を殺していましたが親や仲間に支えられ時には叱られ今の自分を取り戻せることができ本当に助けていただきました。
今は毎日楽しく過ごすことができ、新しい女性とも出会え、その人といることに幸せを感じることができています。
子供には今自分ができることをしていこうと自分の信念を持っていこうと決めましたが、ただ今でも子供のことをを考えてしまう時があり、やはりその時は悲しい気持ちが込み上げてきます。
私から言えるのは離婚をしても幸せにられる人そうでない人二つに分かれることがわかり離婚が必ずいいものではないし、その場の勢いで絶対にしないほうがいいです。
離婚を考えている方へアドバイス
今離婚の危機になっている方は必ず冷静になって話し合いをすることを心がけることが大事です。
感情的に話し合いをしても絶対にいい方向にはいかず無駄なストレスばかり増え続けることしかなく、お互い疲れるだけになってしまいますので必ず冷静になって話をしてください。
調停をされる場合はこの3つを必ず意識し挑んでください。
・自分の考えを必ず持っておく
・感情的に話そうとしない
・話し合う項目の最低限の法律を学ぶ
これを前もって決めておけば調停の負担は少しは和らぎます。 最後にこれが一番いい解決策なのかもしれませんが、できれば離婚をしないほうが一番解決になると私は経験して思います。
まとめ
今回の体験談のまとめ
- 離婚を意識した理由
1、性格の不一致
2、元妻の行動に対する不信感
3、喧嘩を機にお互いの不満が爆発したこと - 離婚までの経緯
1、協議離婚に向け話し合うも、お互いの主張でぶつかる
2、進展がないため、調停での離婚を決意
3、調停離婚でお互いが納得いく内容で離婚成立 - 離婚後良かったこと
結婚生活でのストレスが無くなったこと
相手に縛られることなく生活が送れること - 離婚後悪かったこと
家事を1人で全てこなさいないといけないこと
孤独感を感じてしまうこと
子供の成長を見届けられないこと - 離婚後の現状
新しい女性と巡り会え、幸せな生活を送る
ただし、子供のことを考えてしまうことが多々ある - 離婚を考えている方へアドバイス
1、感情的にならず、お互い冷静になって1度話し合いをすること
2、調停離婚を考えている方は、自分の意見をまとめておく、冷静になる、法律の知識を蓄えておく
3、離婚をしないということも1つの方法かもしれない
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