今回は夫によるモラハラが原因の離婚体験談です。
体験談の方のプロフィール
プロフィール(女性)
- 職業 会社員
- 現在の年齢 37歳(2021年2月現在)
- 離婚時の年齢 35歳
- 結婚期間 2010年3月~2019年5月まで
- 子供 あり(離婚時は3才)
- 親権 自分
- 離婚種別 協議
- 養育費 あり(月4万円)
- 慰謝料 なし
- 財産分与 なし
元夫との出会い
大学のサークルで出会いました。
離婚を意識した理由
元夫から愛情を感じなくなった為です。
結婚前から仕事が忙しくあまり家にいれない人でしたが、子供が生まれてからは子供中心の生活となり、夫婦2人の時間は更に減っていました。
子供中心なのは当たり前というか悪い事ではないのですが、子供を預けている時間や子供が寝た後でも夫婦の会話は極端に減り、少し寂しさはありました。
ただ、元夫の仕事は応援していたのでワンオペに不満はなく、浮気を疑っていたわけでもなく、元夫と子供が遊ぶ姿をたまに見れるのは幸せだったので、自分の優先順位が低くても良いと思っていました。
うちは、この感じが続くのだろうと思っており、少しの寂しさだけで離婚を考えていたわけではありません。
(センシティブな内容となりますが)第二子の妊娠・流産を経験した事で、元夫への不信感が募ってしまいました。
離婚までの経緯、その過程での悩み
元夫は子供は1人を希望しており、元夫の望みではなかったので第二子妊娠がわかった時、一緒によろこんではくれませんでした。
つわりで体調が悪くても、第一子の時のように心配してくれる事もありませんでした。
それでも、まだ心の準備ができていないだけで、生まれたら変わってくれるだろうと思いながら過ごしており、本人もそのように話していたのですが、結果的に流産してしまいました。
私が悲しむ一方、元夫は不謹慎にもほっとしている様子でした。
私たちの様子を見ていて、赤ちゃんが来たくなくなっちゃったのかなと思うと本当に申し訳なくて、ショックでした。
流産の手術が必要で、当日の流れなどを事前に伝えようとしても、話を遮られました。
望んでいなかったとしても自分の子供だし、妻なのだし、元夫にとって私たちは何だったんだろうと考えるようになりました。
無責任さに腹が立ちました。
今まで、何となく子供中心として過ごしていたけど、それだけでなく、私への気持ちがなくなっていた事を元夫も私も改めて感じるきっかけの出来事でした。
元々感じていた温度差を更に感じ、溝が深まり、数か月後には離婚の話題が出るようになりました。
元夫いわく、自分の態度を変える事はできないから、今後も子供中心だけどそれでも良いなら続けようとの事でした。でも、もっと大事にしてもらいたいと思うなら、自分とは別れて他の人と一緒になった方が幸せだろうと。子供は父親に懐いていたので、子供の為に私が違和感を感じながらもこのまま過ごそうとしましたが、その間にストレスを感じメンタル不調になりました。
子供が大事なのは元夫も私も同じなので、子供の為にどうすべきか何度も話し合いましたが、すれ違いを確信した状態で今までどおり過ごすのは難しく、離婚という結論になりました。
離婚後良かったこと、悪かったことなど
良かった事
離婚により「夫婦なのに話を聞いてもらえない」「夫婦なのに心配してもらえない」などと感じる事はなくなり、子供の父親・母親として割り切った付き合いができるようになりました。
変な話ですが、お互い吹っ切れたのか、離婚後の方が元夫と仕事や子供の事など、いろいろな会話をするようになった気がしています。離婚前後悩んでいた時は、子供に落ち込んだ姿を見せぬよう、泣かないように我慢したり無理に笑ったりする場面がありましたが、今は自然な状態で過ごせています。
悪かった事
子供と父親は定期的には会っているものの、離婚前に比べると2人の時間が減っているので、子供に寂しい思いをさせているのではないかと心配になります。
義理の両親や共通の知り合いとの関係が薄れてしまった事や、当たり前ですが僅かでも育児をサポートしてくれる相手がいなくなり、実家にも頼れなかった為、仕事をしながら家事育児を全て1人で行うのは大変だと感じる時もありました。
離婚後の現状
現在は新しいパートナーが現れ、前向きな生活が送れています。
離婚を考えている方へ具体的アドバイス
もし周りに相談できる人がいれば、話を聞いてもらうのが良いかなと思います。
私の場合1人で悩みすぎたので、反省点として書かせて頂きます。
ありきたりな事しか言えないのですが、離婚後の生活を想像し、本当によく考えた方が良いと思います。
ものすごい我慢や心身を壊してまで結婚生活を続けるべきではないけれど、経済面や子供がいる方は精神面・教育面などの影響は大きいはずなので、もし歩み寄れるなら、離婚を選ばなくても良いのではないかと思います。
ただ、離婚を選択した場合でも、今の時代理解してくれる人は多いですし、市町村の援助などもあります。
まとめ
今回の体験談のまとめ
- 離婚を意識した理由
・第二子の妊娠、流産により元夫の言動に不信感が募ったため - 離婚までの経緯
1、元夫の態度と徐々に温度差を感じるようになり離婚を切り出す
2、その後何度も話し合うもお互いの溝は埋まらずに協議離婚 - 離婚後良かったこと
・子供に対して自然の姿で接することができるようになったこと - 離婚して悪かったこと
・子供に寂しい思いをさせているのではないかと心配になること - 離婚後の現状
・新しいパートナーを見つけ、前向きに生活中 - 離婚を考えている方へアドバイス
・一人で悩まずに他人に相談すること
・離婚後の生活を想定しよく考えた上で行動してほしい
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