体験談の方のプロフィール
プロフィール(女性)
- 現在の年齢 35歳(2020年12月現在)
- 離婚時の年齢 32歳
- 結婚期間 2008年11月~2017年5月まで
- 親権 自分
- 離婚種別 協議離婚
- 養育費 なし
- 慰謝料 なし
- 子供の有無 2人(離婚時は8歳と4歳)
- 財産分与 なし(生活に必要な物、家具だけを持って離婚しました。)
元夫との出会い
元夫との出会いは、友達からの紹介です。
離婚を意識した理由
離婚を意識した理由は複数あります。
まずは、会話がなくなった事。
明るい人柄に惹かれ結婚した部分もありましたが、年数が経つにつれて夫が無口になっていき、必要最低限の会話、業務連絡のようなLINEの日常に息苦しさを感じるようになりました。
気付いた時には私の事を名前ではなく「おい。」としか呼ばなくなる始末。
話しかけても反応が薄く、私に対して無関心とも取れる適当な態度が積み重なっていきました。
そして離婚を意識した一番の理由は、元夫の態度が子どもに対しても同じだったからです。
当時、まだ小さかった子ども。
私が手の離せない時に元夫に子守りをお願いすると、了承はしてくれるものの子どもの近くで遊んでいるように見えて夫の片手には常にスマホ。
目線もスマホ…そのせいで子どもの危ない行動に気付かない事も度々で、怪我をしたり、誤飲しかけた事もありました。
そのことを何度注意しても夫の態度は治らず、スマホに夢中になるあまり子どもや私が話しかけても夫の耳に届かない事が多く、「この人と一緒に居続けても虚しいな…」という思いが少しずつ蓄積されていきました。
私と夫の間に笑顔が生まれる事は、ほぼなくなっていきました。
そして、私自身夫に対して険しい表情、声ばかりを向けるようになっていて、夫も息苦しかったと思います。
離婚までの経緯
少しずつお互い不満が溜まっていき、一緒に居ても各自別室で過ごす時間が増え、家庭内別居に片足を突っ込んだような状態が続くようになりました。
離婚を意識するようになってからの一番の悩みはやはり、子どもから父親を離してしまうことについて。
実際、子どもは夫にそこまで懐いていませんでしたが、それでも子どもにとっては血の繋がった本当のお父さん。
「私の勝手な都合でこの子から父親を奪っていいのだろうか」と数年考え悩み、なかなか行動には移せませんでした。
それが離婚に繋がったのは、些細な喧嘩が発端でした。
夫に対して蓄積していた不満が、その喧嘩を引き金に一気に爆発。
すぐに私と子どもの荷物をまとめ、実家に帰りました。
親とも話し合い、数日後に記入済みの離婚届を夫に渡すと、夫も私に対して冷めていたんだと思いますが、すんなりと離婚届に記入をしてくれ、親権も揉める事なく私になり、そこからはトントン拍子で離婚に至りました。
夫の親からは反対されましたが、私も夫も再構築の意志は生まれませんでした。
離婚後の悩み
離婚後の悩みは、子どもと夫の会わせる頻度です。
離婚前におおよそのペースなど話し合いは済んでいましたが、徐々に夫の方が子供と会う事を望まなくなっていきました。
会わせてもほんの1、2時間程度で「疲れた」と言って子どもの迎えを要求されます。
これならばいっそ、会わせずに疎遠になった方がお互いのためなんじゃないかと思うようになりました。
離婚にまつわる手続きそのものは比較的スムーズでしたが、進めるにあたって元夫と連絡を取る事が億劫でした。
離婚後の現状
離婚して数年、今は私も再婚して新たな家庭を築いています。
元夫も再婚しています。
私と元夫は疎遠になりましたが、元夫の両親とは今でも関わりがあります。
離婚を考えている方へアドバイス
私から言える事は、離婚後の話し合い時に2人で決めた内容は全て書面にする事。
後々に言った言ってないで揉める事を避ける為です。
公正証書を作成するのも1つの手です。
養育費も、取り決めをしても払わなくなるケースは多いそうです。
私もそうでした。なので途中からは一切の養育費を求めるのをやめました。
元夫と連絡を取って揉める事の方が精神的にきつかったからです。
円満離婚でも、離婚後に夫との関係が変化、悪化する可能性は充分にあるので、養育費をアテにしての離婚は避けた方が無難です。
お子さんがいる方は特に、離婚後の経済的なシミュレーションは念入りにし、最悪のケースを想定しながら進めていく事。
その上で不安が生じたり、問題が発生する内は、できる限りの準備を備えてから離婚に踏み切る事をお勧め致します。
まとめ
今回の体験談のまとめ
- 離婚を意識した理由
・私や子供に対しての無関心な態度 - 離婚までの経緯
・些細なことから喧嘩に発展、日々の不満が爆発し子供とともに家出、その後協議離婚 - 離婚後の悩み
・元夫との連絡、子どもと合わせても1、2時間程度で迎えを要求されること - 離婚後の現状
・再婚し新たな幸せな家庭をおくっている - アドバイス
・離婚時の話し合いは公正証書を作成したり、書面に残しておくこと
・離婚後の経済的シミュレーションをしておくこと
関連
30代の方の離婚体験談はこちらをクリック
Twitterでブログの更新情報をお知らせしています。気軽にフォローしてください♪
@leadanewlife