皆さんはフードバンクというものをご存知ですか?
フードバンクとは?
つまりは、シングルマザーやシングルファザーなど、生活困窮者が利用できるサービスです。
もしまだご存知でない方は、
お住まいの地域のフードバンク団体、提供施設を調べていただき、ぜひご活用下さい!
フードバンクに関する詳しい内容は下記、農林水産省のホームページをご参照ください
今回は、利用者の口コミとともにフードバンクの大まかな説明をしたいと思います。
- 食品製造業者、食品輸入業者、食品小売店・卸店などが、フードバンク団体に対して無償で食品を寄付します。
- それを受け取ったフードバンク団体は、各施設へ配給を行います。
- 各施設において在籍者、登録者が無償で食品を受け取れる仕組みとなっております。
では、フードバンク利用者の体験談をもとに、フードバンクについて説明します。
注意ポイント
ご利用の際は必ずお住まいの地域のフードバンクを行なっている施設にお問い合わせください。
地域名+フードバンクと入力すると、その地域の施設の検索結果が出てきます。
フードバンクの利用可能者は?
一般的には生活困窮者が対象です。
シングルマザーやシングルファザーだけでなく、
学生や高齢者、障がい者、対日外国人など生活に困っている方なら誰でも登録が出来ます。
また女性に特化したNPOに所属しているフードバンクの場合は、女性のみが利用できる形ですが、
ホームレスの方であったり、社会困窮に幅広く関わっているNPO法人であれば男女関わらずフードバンクを利用する事が可能となっています。
利用可能者(生活困窮者)
- 子育て世帯
- ひとり親世帯(シングルマザー、シングルファザー)
- 高齢者
- 障がい者
- 滞日外国人 など
フードバンクの登録に審査はある?お金はかかる?
基本的には審査はないようです。
また登録料や使用料は無く、無償サービスです。
ただし、審査に関しては施設によっては事前ヒアリング、本人確認証(免許証など)が必要なところもあります。
私がお願いしてる所では審査は無かったです。
基本的に、必要であると申し出ればどなたでも使えると聞いています。
ただしネットでの情報では、聞き取りによる審査をしている法人の所もある様でした。
根本的には聞き取りにより、困っている方が利用出来るとの認識で大丈夫だと思います。
必要書類も、利用規約に署名してハンコを押して終わりと記憶しております。
フードバンクに登録、利用するまでの流れは?
基本的には下記の流れになります。
step
1各団体・施設に電話で問い合わせ
step
2個別相談・ヒアリング
step
3登録
step
4利用開始
利用者の体験談
30代シングルマザー
まず、利用にあたりフードバンクの(パントリーと呼んでいる所もあります)事業理念と他言してはいけない事や、やってはいけない事などルールが決まっておりそちらの書類に目を通して理解してからサインをして利用開始となります。
サインした日から利用が可能なので、
次回のフードバンクの日を確認し、表に自分の名前の記入と日付を記載して支給日に自分で食材を取りに来る仕組みになっています。
私の利用している施設では取りに来て下さいと言うスタンスの元で取りに行っていますが、
たまに調子が悪かったりすると、地域サポートに登録しているスタッフさんの手が空いていれば届けてくれる事もあります。
団体によっては、着払いで受け取る形で、フードバンクの食料を送ってくれるサービスを行っているところもあるみたいです。
フードバンクの支給回数、中身は?
- 一般的には、1ヶ月に1回〜2回程度
- 米、パン、めん類、生鮮食品、菓子、飲料、調味料、インスタント食品等
企業さんや、協力賛同を受けた農家さんなどから提供を受けられた量や、その月に依頼があった人数に合わせて1ヵ月に1回から2回フードバンクの支給を受ける事が出来ます。
主に民間のNPO法人と提携しており、各企業や農家、事業主の方からの賞味期限が1ヵ月以上ある食品の提供を受けて登録者の方々に配分し、届ける仕組みとなっています。
利用者の体験談
30代シングルマザー
フードバンクの中身として主に入っているのは、
乾パンやお米、乾麺などの保存の効く物が主で缶詰やレトルト食品、ゼリーやお菓子などです。
稀に野菜や果物なども支給して貰えました。
各地域やNPO法人にもよって支給品の内容は多少異なって来るようですが、農家さんの規格外のお野菜を頂けたりお魚を配布して頂ける地域もあるようですね。
支給量に関しては、
非常用カンパン2つ、レトルトパウチのおでんの大入り袋が1つとりんご1個といった量の日もあれば、
3ヶ月前だと白菜半玉、大根半分、中レジ袋いっぱいのお菓子詰めと、カレーのレトルトパック5袋、カンパン、非常用の五目ご飯×2と沢山入っている時もありました。
フードバンクだけの食材のみでは1ヶ月生活出来るほどの支給量はありませんので、あくまでも食料の足しになる程度です。
フードバンクを実際利用した感想は?(口コミ)
利用者の体験談
30代シングルマザー
子供のいる私の家庭では疲れている時に、1日の内の夕食分をフードバンクの食材を使って調理しており、乾麺のパスタを耐熱容器で電子レンジで温めてレトルトのミートソースとフライパンで絡めて一品として食卓に出したりしています。
非常用のカンパンなどが入っていた場合は、
牛乳と卵に付け込んでフレンチトーストにして子供のおやつとして作ってあげたりできるのでとても助かっています。
材料の中で何がつくれるか悩んだ時は、
レシピアプリを使って知らべて作り、おかずの一品として出したりしています。
そのまま出せる食材もあるのでお皿に盛りつけて食したり活用させて頂いております。
たまにパーキングエリアなどで置いている地域限定品が入って居る事もあるので、ちょっとした旅行から帰ってきた気分で親子で食べたりと大変ワクワクしながら利用しています。
利用の際は、
あくまでその時の調達品と比例して各NPO法人など登録されている人数分に食材が配分される為、品数が多い時もあれば少ない時もあります。
必ず欲しい物や必要な物が入っている訳ではなく、『ウチではあまり食べないな。』と言う物だけの時もあります。
そういった時は、その場にいる人同士で物々交換を行うこともあります。
お体が悪く動けない方も利用されていて、ご友人や知人の方を地域サポートに登録してもらい自身で動けない時は代わりに取りに来て頂いている方もいらっしゃるみたいでした。
また、大手企業様もご参加下さっていて商品の売上情報や企業努力の面もあり、
『今回のフードバンクでは何が入っていたか?』を登録者以外の人へ他言したり、
『ウチでは食べないから』とフードバンク登録者以外の人への譲渡する、あるいは転売する事は厳禁です。
善意の活動に反しますので絶対にご法度であるという事は理解の上、
ボランティアで食材提供を受けていますので、善識を持って利用をしていきたいですね。
フードバンクを利用する上で現在の注意点は?(コロナ禍によるもの)
現在はコロナ禍により生活困窮者が多く登録しているため、以前に比べ支給量、支給回数が減少傾向にあるようです。
口コミでもあるように、以前は月2回支給されていたり、ボリュームも豊富でしたが、
現在は、月に1回の支給でボリュームも少ないこともあるようです。
また受け取り方法に関しても、施設によっては変更点はあるかもしれませんので、利用の際は各施設にお問い合わせください。
フードバンクについてのまとめ
フードバンクに関してのまとめ
フードバンクの利用可能者は?
生活困窮者(子育て・ひとり親世帯、高齢者、障がい者、滞日外国人など)
利用にあたっての審査は?
基本的には無し(団体・施設によっては、ヒアリング、本人確認あり)
利用までの流れは?
1、電話で問い合わせ
2、個別相談・ヒアリング
3、登録
4、利用開始
支給回数は?
主に月2回 ※現在のコロナ禍では月1回の場合あり
支給される中身は?
お米や乾パン、レトルトなどの保存食、お菓子など
※稀に野菜や果物もあり
最後に
以上がフードバンクについての説明になります。
フードバンクは支給する側も『食品ロス』の削減につながり、社会貢献として大変注目されています。
ですので、利用される方も『食品ロス』に貢献できますので、ぜひご活用していただきたいです。
この助け合いの精神はとても素晴らしいですね!!
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30代シングルマザー