体験談の方のプロフィール
プロフィール(女性)
- お住まい:神奈川県
- 離婚時の年齢:28歳
- 結婚期間:2012年〜2020年
- 離婚種別:調停離婚
- 親権:自分
- 慰謝料:なし
- 養育費:月2万
離婚を意識した理由
離婚を意識した理由は、私が嫌がることを繰り返し言うところです。
人が嫌がることを誤って言ってしまうことは誰にでもあることだと思います。しかし、元夫は繰り返し何度も何度も言うのです。
こちらが怒ったり泣き出したりすると「冗談だよ」と笑いまるで怒ったり泣いたりした私自身が悪いかのような言い方をしてきました。
また、私に障害があるにも関わらず変わったことをしている人がいると、
「アイツ障害者かよ」や「アスペ、アスペ~」と障害者を馬鹿にするような発言をしていました。
結婚をして子どもが居たのですが、同居はしておらず生活費ももらっていませんでした。
「同居はいつしようか?」と私が言うと「ぱっ、あ~う~ん」と両手を広げておどけたような顔をしていました。
同居する前から離婚はしたいなと考えていましたが、ある日元夫の仕事が無くなり家賃を払えないという理由で家に転がり込んできました。
同居していないときはまだ嫌なことを言われても我慢ができましたが、同居を始めてからは我慢ができなくなってしまいました。
離婚までの経緯
実は結構長い道のりでした。結婚してからすぐに離婚したいと考えていましたが、まあなんとかやっていけるだろうと思っていました。
しかし、だんだんと限界が来て結婚4年目で離婚専門カウンセラーさんに相談しました。
いろいろ話し、「確定申告を旦那がしなかったら離婚をした方がいいのではないか?」という結論になりました。
実は旦那は確定申告をしておらず、年金もほぼ払っておりませんでした。確定申告をしないと離婚をする旨を伝えると慌てて確定申告をしたので、そのときの離婚の話は無くなりました。確定申告をして、保険料も払うようになったのでお金の心配は無くなりましたが、それでもなお嫌なことを言われる日々が続きます。
さきほど書かせていただきましたが、同居をしてからさらに我慢ができなくなりました。私が鼻の穴が大きいのを気にしている話をすると「おーい鼻でっか」と言ったり、私が仕事に出かけようとしたら息子が泣いてしまい、それを見た元夫が「あー、虐待だ虐待だー」と言ってきました。
言葉での攻撃で私が反応しなくなると、元夫が性器を私にこすりつけ「やめてよ」と言うと「え?なんで?夫婦なのに、嫌がるなんて性的DVだ」と言われました。こんなことを言われてきたので同居を開始して、1年8ヶ月間の間に子どもを連れ3回も実家に家出をしてしまいました。
2回目まではファミレスで話し合いをし、「嫌がることはもうしない、だから離婚だけは勘弁してくれ」と言われ自宅に戻りました。
しかし、3回目の家出の時は違いました。ある朝私が元夫のお弁当を用意して置いておくとそれを投げる音がしました。「お弁当はいらないの?」と聞くと「いらない、もう2度と作らなくていい、預けているキャッシュカードも返して」と言われました。
後からメールがきたのですが、良い夫婦の日(前の日が4月22日で良い夫婦の日でした)でその話をしたときに私が「家には関係ない」と言ったことに対して腹が立ち弁当を投げてしまったということでした。弁当を投げられたときに私の中で何かが崩れ落ちました。
3度目の家出をして今度は弁護士さんに依頼をしました。
コロナ渦でなかなか調停が始まりませんでしたが、1回目の調停が始まりました。
1回目の調停では旦那は離婚したくないの1点張りでした。
2回目の調停でも離婚したくないと言っていましたが、私の言葉で離婚が決定しました。
そのとき言った言葉ですが「夫は嫌だと言ったことはそのたびに改善したと言ってきた。でも私にとっては根本が違います。私が嫌がるから改善してくれたのでは無く、俺にとってはたいしたことは無いけど私が嫌がっているからしょうがなく改善してやっていると言う風にしか受け取れません」と言いました。
その理由が効いたのか離婚が成立しました。
離婚をすることに対しての悩みは、私だけにとってはありませんでした。ただ、息子が元夫のことが大好きなのでそのことが心に引っかかっていました。
離婚後の悩み
とにかく手続きが大変!この一言につきます。
苗字を旧姓に戻すのですが、離婚届を出し、保険証、マイナンバーカード、障害者手帳、銀行の口座・・などたくさんあります。
実はまだ手続きが全部終わっておりません。
離婚後は息子と2人で暮らしています。結婚期間は8年でしたが元夫と一緒に生活していたのは1年半ほどなので、離婚前と変わらない気がします。
離婚を考えている方へのアドバイス
誰かに相談した方がいいです。誰でもいいというわけでは無く、区役所の職員や弁護士、離婚経験がある知人に相談してみるといいと思います。
区役所ですと女性相談員や曜日が決まって予約制ですが、弁護士に無料で相談ができます。
収入や貯蓄が一定の基準以下の方は法テラスを利用して依頼することが可能です。
その場合だと通常より安い価格で弁護士に依頼ができます。
収入が無いことがネックになっているかもしれません。その場合はまず仕事を探して収入を得ることです。
小さいお子さんが居て働きに出られない方もいるかと思います。
しかし最近では在宅でもできる仕事もありますよ。見つけるのが大変かもしれませんが、託児所つきの職場を探してみてもいいですね。
人生は1度きりです。嫌な相手とずっと一緒にいるよりも別れてすっきりした方が良いと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
まとめ
今回の体験談のまとめ
- 離婚を意識した理由
・モラハラ、考えの違い - 離婚までの経緯
・離婚カウンセラーに相談したのち、弁護士に相談し調停離婚 - 離婚後の悩み
・苗字の変更手続き(保険証、マイナンバーカード、障害者手帳、銀行口座、クレジットカードなど) - 離婚へのアドバイス
・とにかく他人への相談は必要(区役所の職員、弁護士、離婚経験者)
・仕事の確保、収入の確保は必須
・1度きりの人生を後悔ないように!!
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